台湾の歌手ウェインファン(黃偉晉)が、LE SSERAFIMへのセクハラ発言を謝罪した。
27日、LE SSERAFIMは台北アリーナで開催された台湾版紅白「超級巨星紅白藝能大賞」の収録に参加。
そして公演の前に料理を食べるコーナーで、LE SSERAFIMのメンバーたちがサツマイモボールを串に刺して食べる時、司会を務めたウェインファンが「僕も挿したい。彼女たちの下にあるさつまいもボールに」とセクハラにあたるような発言をした。
これを聞いたある出演者が「それは失言だ」と指摘するも、ウェインファンは「僕も彼女たちと同じ物を食べたかっただけで、他意はない」と釈明。
しかし会場にいたファンなどがこの時の様子をネット上で公開するとすぐに拡散され炎上。ウェインファンは結局SNSで謝罪文をだすことになった。
ウェインファンは「ユンジンさんが竹串にさして食べたいと言ったので、本能的にリアクションしたかった。ユンジンさんが食べる瞬間、ぎこちない雰囲気にしたくなかったんだけど、みなさんが誤解してしまうようなことを言ってしまった。僕が本当に言いたかったのは『好きなアイドルと同じ食べ物を分かち合えてうれしい』ということだった」と説明。
続けて「確実に、別の意味で言ったのではない。僕の言葉を不快に思った視聴者のみなさんに申し訳ないとお伝えしたい。誰かを不快にさせる意図はまったくなかった」と話した。
そして最後に「みなさんの批判やアドバイスに感謝している。これからは発言する際、確実にもっと気を配りたい。あらためて心からおわび申し上げる」と締めくくった。
一方でLE SSERAFIMが出演する「超級巨星紅白藝能大賞」は2010年からスタートした台湾最大級の年越し歌番組。毎年台北アリーナで開催するこの番組は1月27日に収録され、旧正月の大晦日2月9日に放送される。