FIFTY FIFTYの所属事務所であるATTRAKTが、脱退した元メンバー3人などに130億ウォン(約14億3000万)の損害賠償請求訴訟を進めることがわかった。
19日、ATTRAKTは「FIFTY FIFTY元メンバーのセナ、シオ、アランの3人には専属契約違反にともなう損害賠償と違約罰、専属契約の不当破棄に積極的に加担したTHE GIVERS、アンソンイル、ペクジンシル、そして3人のメンバーの両親などには共同不法行為による損害賠償を請求する民事訴訟を提起しました」と発表。
訴訟を担当する弁護士は「今回の訴訟が単純な被害回復の次元を越えており、エンターテインメント分野の公正な取引秩序を確立する重要な契機になりうるという点を念頭に置いて、訴訟遂行に最善を尽くす予定です」と伝えている。
一方でFIFTY FIFTYは2022年11月にデビューした4人組ガールズグループ。今年2月にリリースした「Cupid」はイギリスやアメリカなどの主要チャートでも上位にチャートインし、世界中で大ヒットを記録した。
しかしメンバーはデビューしてから7ヶ月後の6月、所属事務所のATTRAKTを相手に不透明な精算、身体的精神的健康管理の義務も違反したと主張し、専属契約効力停止を求めて仮処分を申請。
しかしながら裁判所は仮処分申請を棄却。その後メンバーのキナは、訴訟を取り下げATTRAKTと和解。残りの3人(アラン、セナ、シオ)は引き続きATTRAKTを相手にした法的紛争を続ける意思を表明していた。