NewJeansが23日に開催される香港のイベントに予定通り出演することがわかった。しかし以前から予告していた「NJZ」の新曲公開は中止になるものと予想されている。
NewJeansは、昨年11月に所属事務所ADORとの専属契約解除を一方的に宣言。そして新たな活動名「NJZ」で独自活動を行なっていたが、裁判所の決定により活動に制約がかかる状況となった。
21日、ソウル中央地裁は、ADORがNewJeansのメンバーを相手取って申し立てた「企画会社地位保全および広告契約締結禁止仮処分」を認める決定を下した。法的決定を受けたことによりADOR側が現地にスタッフを派遣し、NJZではなくNewJeansで香港のイベントに出演するものとみられる。
また、NewJeansのメンバーはADORの同意や承認なしに単独での音楽活動、出演、広告契約などの商業活動が禁止されることとなった。その結果、NJZとして公開を準備していた新曲発表も中止となる可能性が高い。メンバー側も「裁判所の判断を尊重する」と声明を出しており、独自活動は控えるものとみられる。
しかしながらNewJeansのメンバーたちは「NJZ」を商標出願しており、今回の仮処分はあくまで暫定的な決定であることを強調し、専属契約の効力を巡る本訴訟に集中するとしている。来月3日に予定されている弁論期日では、自らの主張と根拠をより詳細に提示する予定で、仮処分に対する異議申し立ても計画している。
これに先立ってNewJeansは11月末に緊急記者会見を開き、ADORとの専属契約を解除すると一方的に宣言。この主張をADORは受け入れず「専属契約は2029年7月31日まで有効である」とし、12月3日にソウル中央地方裁判所に専属契約有効確認の訴訟を起こしていた。