ADORとの契約解除を一方的に宣言し活動を続けているNewJeans。そんな中、外国人メンバーであるハニに、ビザの問題について報道された。
20日、ある韓国メディアは韓国国籍ではないメンバーのハニ(オーストラリアとベトナムの二重国籍)のE-6ビザの延長が不透明な状態だと報道した。
外国国籍を持つ人が韓国で芸能活動をするためには、事務所に所属しなければならず、E-6ビザの発給を受けることで活動するができる。しかしそのためには、プロダクションとの専属契約書のコピー、招待したプロダクションの代表による身元保証書、文化体育観光部の雇用推薦書など色々な書類を必ず提出しなければならないという。
しかし先月28日、NewJeansは緊急記者会見を開き、そこでADORとの専属契約を解除すると宣言。E-6ビザは、芸術活動を行うためのビザであるため、雇用主との契約が解除された場合は在留資格が維持できなくなることになる。
ハニが新事務所と契約してE-6ビザを延長することもできるが、出入国管理法はE-6ビザを保有した外国人の勤務先が変更される場合「元雇い主に移籍の同意を受けること」が必要。
また、出入国管理法は契約を解除した際、15日以内に在留資格の変更を申請したり、新しい雇用契約を締結しない場合は出国しなければならないと定めているが、NewJeansが契約解除を宣言したのは先月28日であるため、すでに15日が過ぎた状態である。
これらのことが報道されるとADORは「NewJeansとの専属契約は有効であるため、手続きに従ってビザ延長のための書類を準備しています」と説明した。