10月29日、ソウル中央地裁民事合意50部は、ミンヒジン前代表がHYBEを相手に提起した仮処分申請を却下したことがわかった。
今回の判決を受け、HYBEは「裁判所の賢明な判断に感謝しています。HYBEは今回の決定を契機に、ADORの正常化、マルチレーベルの高度化、アーティスト活動のサポートに最善を尽くします」とコメントを伝えている。
これに先立って8月27日、HYBEはキムジュヨンをADOR新代表取締役に選任したと発表。代表から解任されたミンヒジンはADORの社内取締役職をそのまま継続し、NewJeansのプロデュース業務もそのまま担当することになった。
しかしこれに反発したミンヒジンは、先月13日にソウル中央地裁に「ADOR臨時株主総会招集、およびADOR社内取締役代表再選任のための仮処分申請を行い「ミンヒジンに対する代表取締役の解任は、株主間契約に違反するものであり、裁判所の議決権行使禁止仮処分の決定にも反する」と抗議した。
これを受けてHYBE側は「株主間契約は、HYBEとミンヒジン前代表の間で締結した契約はすでに解除となっています。ミンヒジン前代表の代表取締役解任は、ADORの理事会が経営上の判断により独自に決定したことであり、HYBEや株主間契約とは関係がありません」と状況を説明。その後、ADORは先月17日に臨時株主総会を開き、ミンヒジン前代表を社内取締役に再選任した。