ADORがミンヒジンの代表復帰要求を拒否したため、NewJeansのメンバーたちはどのような選択をするのか注目を集めている。
25日までにミンヒジンをADORの代表取締役に復帰させるようNewJeansのメンバーたちは求めていたが、ADOR側は取締役会でミンヒジンの代表取締役への復帰を受け入れないものの、社内取締役の任期延長を進めるとの折衷案を出した。
ミンヒジンを3年任期の取締役に再任するため、来月17日に臨時株主総会を開くという。ADOAの株式の80％を保有している親会社HYBE側も、ADOAの決定を尊重するという意思を明らかにした。しかしもし再任されなければミンヒジンの取締役としての任期は11月1日に終わることになる。
これに先立ちADOA側は今月11日、ミンヒジンに対してNewJeansと同社の契約が残っている今後5年間のNewJeansのプロデュースを担当してほしいと提案したが、ミンヒジンはこれを断ったとされる。
ADOAはNewJeansメンバーが求める期限（本日25日）までに、ミンヒジンを代表復帰は拒否したが、取締役とプロデューサーとして残すという案を提示したことになる。このような内容はADOAからNewJeansのメンバーに電子メールで伝えられたという。
一方、ミンヒジンはこの提案に反発。同日午後に出した声明文で代表取締役への復帰を改めて要求した。ミンヒジンは取締役の再任はHYBEが決めることであるため現時点では不透明だと指摘している。
また5年間のプロデュース期間についても、一方的な契約解除など不利な条項の削除など誠意のある提案がまったくなかったなどと強調。
ミンヒジン側は「正しくない契約で任期だけ延長された場合、NewJeansの正常なアーティスト活動が保証されないことを警戒しています。代表取締役復帰の意思を明確にすると同時にそれに相応するHYBEの誠意ある具体的な契約内容提示を要請した状態です」と主張している。
また代表取締役への復帰を強く要求するのは、HYBEから受ける不条理を防御するためだとも述べている。NewJeansが求めていたミンヒジンの代表取締役復帰が拒否されたことで、メンバーたちはどのような選択をするのか注目が集まっている。
